ヒラメクドア(Kudoa septempunctata)検査

 ヒラメに寄生するKudoa septempunctata(以下、クドア)は食中毒の原因とされております。クドアによる食中毒を防止するために、クドアが寄生したヒラメを流通させないことを目的として、クドアが寄生した種苗を持ち込まない、クドアが寄生したヒラメを出荷しない等の対策が求められております。
 当協会では平成24年よりクドアの外部検査機関として各生産段階のヒラメにおけるクドア検査を実施しております。詳しくは、農林水産省HP(3.微生物:農林水産省 (maff.go.jp))より“寄生虫”の“(2)クドア・セプテンプンクタータ”をご確認ください。

検体について

 来歴や飼育方法が同じ群ごとに30尾の検査が必要となります。なお、複数の来歴群を混合して飼育している場合は検査尾数を多くする必要がありますので、具体的な検査尾数につきましては、管轄の都道府県庁または水産試験場にご相談ください。
 検体の送付方法は魚体サイズおよび数によって異なりますので、詳しくはお問い合わせください。

検査の方法

 ヒラメの生産段階により検査方法が異なります。詳しくは以下の表をご確認ください。本検査は農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課「ヒラメに寄生した Kudoa septempunctata の検査法について(平成28年6月)」に準じた方法により実施します。

検査方法 生産段階
1. PCR検査(5尾を1検体とする)
※30尾検査の場合、6検体
放流前、移動前の種苗
養殖場で育成中の魚(稚魚、仔魚)
2. 検鏡検査(1尾を1検体とする)
※30尾検査の場合30検体
出荷直前の魚(成魚)

検査料金

30尾あたりの検査料金(税込)
1. PCR検査 59,000円
2. 検鏡検査 42,500円

※同一群内での検査尾数が30尾を超える場合はお問い合わせください

申込方法

 検査日程の調整のため、まずはお電話またはメールにてお申込み下さい。日程の決定後、申込書をご記入の上、検体に同封するか検査日前日までにご送付(メール、FAX、郵送)をお願いいたします。

検査結果

 和文の検査結果書を発行いたします。結果提出までは、検査日から2~5営業日かかります(土日祝を除く)(受付状況等により異なります)。

検査申込書

<検査申込書.xlsx> <検査申込書.pdf>

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